説明
この商品は日本国内送料無料でお届け致します。レジの時に「送料無料商品」をご選択ください。国際便のため、約10-15日でお届けすることとなります。(追跡できるまで最大5-7日かかります)
なるべく産品を安く届けるように、本業の傍らワンオペで経営しております。ご了承いただけますと幸いです。
ゲートの跡について
射出成型では必ずどこかにゲートが設置されます。
「凌雲」では金型設計を改良し、「玄」に比べてゲートの処理跡を大幅に軽減しました。継部にわずかな処理跡が見える程度です。
この点をご理解の上でご注文いただければ幸いです。
【分解の仕方】
プラスチック尺八は、竹尺八のように片手で継部を握り、叩いて外す方法を行うと割れの原因となります。
実際に、樹脂製尺八「悠」でも同様の破損事例が確認されています。
「凌雲」は、振動伝導性と気密性を重視し、継部をややきつめに設計しています。
そのため、特に冬場など気温が低い環境では、「悠」以上に割れのリスクが高くなる可能性があります。
分解の際は、叩かずに、前後にごく軽く揺らしながら少しずつ緩めてください。
- 両手の親指を、上管と下管の中継部分にそれぞれ当てます。
- 親指を支点にし、手のひらでごくわずかに後ろへ押し広げるように力をかけます(※力はほんの少しで十分です)。
- 次に、人差し指を支点にして、前へ押し戻すようにします。
- この前後の動きを2〜3回繰り返すことで、継部が徐々に緩み、上管と下管の間に隙間が生まれます。
- 継部はほぼ真円のため、隙間ができた状態で軽く回転させながら引き抜くと、よりスムーズに外れます。
無理な力を加えず、丁寧に行っていただくことで、長く安全にご使用いただけます。
こちらの動画をご参照ください。
鯨岡先生のレビュー
「未出土時先有節、便凌雲去也虚心」
竹は芽を出す前から節を備え、やがて雲を凌ぐほどに育っても驕らない。
演奏者が雲を凌ぐほどの高みへと成長していってほしい。
その願いを込め、「理想の尺八」というわがままを追い求めて形にした、
本番で自分が吹いても抵抗を感じない一本です。
凌雲は、現代工学の精緻さと竹尺八の美意識が交差する場所に生まれました。
竹に似せながらも、単なる伝統の模倣にとどまらず、音楽を奏でるための本質を抽出する。
その結果、軽さ、息の効率、音色の豊かさ、操作の自然さが一体となり、
演奏者の力量や立場を問わず寄り添う、汎用性の高い楽器となりました。
僕自身は学生時代に尺八を始め、その魅力と奥深さを知るようになりました。
「玄」は良くも悪くもガンガン吹いてた学生時代の癖や主張が強く、大胆で革新的な楽器です。
しかし、あえて極端なスポーツカーではなく、バランスの取れた乗用車を選ぶプロも少なくありません。
凌雲はその意味で、よりジェネリックな存在です。
初心者にとっては新しい扉を開く導きとなり、
プロにとっては舞台に並び立つ確かな相棒となるでしょう。
凌雲は偶然の産物ではありません。
アンチ職人(アンチヒーローの「アンチ」の意味)でありながら、職人気質でもある僕が、
工学と音楽を統合する必然として結晶させた一本です。
伝統の姿を宿しながら、未来の表現を切り拓く。
──凌雲、それは「尺八の次なるスタンダード」であってほしい。
【諸元】
長さ約560mm 重さ280g
頭部横幅35.5mm 縦幅34mm 底部横幅43mm 縦幅41mm 歌口内径20.5mm
歌口幅15mm エッジ深さ4mm 指孔11mm/11mm/10.3mm/11mm/10.5mm
【付属品】
ソフトケース、無色スライドグリズ






